SoapVox
薬剤師のための音声メモ、iPhone

病棟担当薬剤師に贈る、ポケットの中のAIアプリ。

\使い方は簡単/

服薬指導の記憶が新しいうちに、iPhoneへ語りかけるだけ。

患者さんと話したこと、考えたことは、病室を出た瞬間から薄れていきます。SoapVoxを起動して、そっと声でiPhoneへ語りかけてください。あなたの声を端末内で文字起こしし、SOAP形式の下書きに整えます。

最後に確認して薬歴へ移すのは、薬剤師ご本人です。SOAPの整理には、既定でApple Intelligenceのオンデバイスモデルを使用します。iOS 26.3以降・iPhone 15 Pro以降が必要です。

SoapVoxが生成したSOAP メモ。S主観的情報・O客観的情報・Aアセスメント・P計画が色分けされて並ぶ

このアプリを作った理由

服薬指導の記録を、
薬剤師の記憶任せにしない。

私の薬剤師経験の中で、最も忙しかったのは病棟を担当していた時でした。患者さんと話したこと、考えたことは、病室を出たあとも記憶しているはずでしたが、その日の受け持ちを全部回ってから電子カルテに向かうと、「誰に何を話したか」を1件ずつ手繰り、思い出しながら書いていた記憶があります。一度記憶が混ざると、解くのが大変ですよね。

私は、薬剤師が毎日毎日、自分の時間を削りながら書く記録のための時間を短くしたくて、SoapVoxを作りました。SoapVoxには薬歴を自動で完成させる機能はありませんが、あなたの判断や患者さんとの会話の記憶を、音声メモと要約の形で残しておけます。服薬指導や面談が一通り終わり、薬歴を書く時間になった際、そのメモを見るだけで、電子カルテに入力する際に記憶を思い出す必要はほぼありません。病棟を任されている薬剤師に、特に使ってほしいと思っています。

記憶をたどりながら書くのと、整理された下書きを見ながら書くのとでは、どちらが思い出しやすいでしょうか。SoapVoxでは記録を完璧に書くことはできませんが、指導直後の記憶をすぐに呼び戻すことができます。

メモを見て思い出す時間は、もうおしまい。

いつもの日あとでまとめて書く
SoapVoxの日終わるたびに短く
服薬指導 指導直後、ひとこと(1人分) 思い出す 薬歴・カルテに書く

図は時間の使われ方の構造を示すものです。短縮される量は、担当件数・薬歴システム・書き方によって変わります。

記憶が薄れる前に

アプリへ話す。
文字起こしを確認する。
薬歴へ転記する。

病室を出た直後に、自分の言葉を置く。文字起こしとSOAP整理は端末内で進みます。最後は下書きを確認して、いつもの薬歴へ移します。

  1. 01 指導が終わったら、
    声で残す

    ナースステーションに戻ったら、覚えているうちにSoapVoxへ語りかけてください。話す順番はS・O・A・Pでなくて構わず、小声でも大丈夫です(マイクの感度は自動で調節されます)。録音というより、独り言を置いておくメモなので、周囲に聞かれない場所でどうぞ。

  2. 02 話した言葉を
    確認して、直す

    音声認識は医薬品名が苦手ですが、SoapVoxには薬剤師向けの用語補正が入っていて、辞書に載っている薬などで文字起こしを整えます。止めた直後の画面には話した文が一文ずつ並ぶので、おかしなところはここで直してください。同じ画面で特記事項・タグ・患者フォルダ(Pro)も付けられます。

  3. 03 SOAPの下書きを
    確認して、薬歴へ

    話し言葉のままではなく、記録に載せられる文に整えられて保存されます。メモの一番下には「元の文字起こし」が畳まれたまま付いていて、自分が実際に言ったことといつでも突き合わせられます(保存期間は既定30日、設定で最大365日)。元の文字起こしと見比べて確認し、いつもの電子薬歴やカルテへ移します。

必ずご確認ください

生成AIは、誤った要約を作ることがあります。SoapVoxが出すのは下書きであり、 話していない内容が混じることもあります。薬歴やカルテに移す前に、必ず内容を十分にご確認ください。 原文をいつでも開けるようにしているのは、そのためです。

文字起こし確認画面。話した4文がカードで並び、下にタグ・保存先フォルダ・メモの入力欄がある
文字起こし確認

記憶が混ざる前に

一人ずつ、
着実に記録を残していく。

同じ日に似た処方、治療への服薬指導を続けて扱うほど、あとから「この話をしていたのは誰だったか」思い出すのが大変じゃありませんか?1件あたりの記録時間が伸びる原因は、思い出す時間も大きく占めています。

そして、思い出せなかったことは書かれずに消えてしまいます。指導のときには気になっていたことが、記録時には消えてしまうかもしれません。

17:00の机、いつもの日

山田さん・高血圧フォロー
佐藤さん・ジャディアンス導入
鈴木さん・XELOX副作用モニタ
頭痛トリアージ
(あと1件、誰だったか)

17:00の机、SoapVoxの日

SOAP山田さん・高血圧フォロー
SOAP佐藤さん・ジャディアンス導入
SOAP鈴木さん・XELOX副作用モニタ
SOAP頭痛トリアージ
SOAP田中さん・吸入指導

あなたの言葉のままで

順番は、あとで整える。
判断は、あなたがする。

Sから順に組み立てて話す必要はありません。思い出した順、気になった順で構いません。 下は実際に話した内容と、その出力です。

話した順
仕分け
入った箱
01佐藤さん、60代女性、2型糖尿病で今回からジャディアンス10mgが追加になりました
→ O
02薬がまた増えることに少し抵抗があった様子でしたが、体重管理の話で納得されています
→ S
03尿路感染のリスクは説明したのですが、トイレが近くなることを気にされていて、逆に水分を控えてしまわないか少し心配です
→ A→ S
04メトホルミンの昼の分をたまに飲み忘れるとのことなので、続くようなら朝夕にまとめるか一包化の提案を主治医に相談する予定です
→ P→ S→ A
S主観的情報抵抗はあったが納得。水分を控えないか心配。昼の分をたまに飲み忘れる。
O客観的情報2型糖尿病。今回よりジャディアンス(エンパグリフロジン)10mgを追加。
Aアセスメント新規SGLT2阻害薬の導入。尿路感染リスクは説明済み。水分摂取が減る懸念。
P計画飲み忘れが続くなら、朝夕にまとめるか一包化を主治医に相談。

夕方の机で

白紙ではなく、
下書きから始める。

ここに並んでいるのは、あなたが自分の声で話した言葉です。 それがS・O・A・Pの形に整えられて、端末の中にそのまま溜まっています。

読んで、直して、いつもの電子薬歴やカルテへ。机に向かったとき、白紙は1枚もありません。思い出すところから始めずに済みます。

要確認(根拠が薄い)

話した内容だけでは支えきれない推測が混じったメモには、この印が付きます。どこから手を付けるかの目印であって、正しさの保証ではありません。印の付かないメモも、薬歴に移す前に必ずご確認ください。

まだ開いていないメモは太字と点で残ります。「一包化」で検索すれば、いつ誰に提案したかが並びます。

履歴一覧。各メモにS/O/A/Pのバッジ、日時、録音時間、タグが並び、一件に「要確認(根拠が薄い)」が付いている
履歴

次に会うあなたへ

前回の記憶を、
次の自分へ渡す。Pro

同じ患者さんに繰り返し会うなら、フォルダに放り込んでおいてください。次にその方が来たときに、 前回何を話したかが1タップ先にあります。「続くようなら一包化を提案」と書いたことに、次回ちゃんと気づけます。 病棟業務のあとの観察事項、勤務終了時のサマリー、症例のふりかえりにも同じように使えます。

フォルダ画面。患者ごとのフォルダが並び、それぞれのSOAP メモ件数が表示されている
フォルダ

譲れない前提

患者さんの情報を、
外へ出さない。

録音も、文字起こしも、SOAP整理も、既定ではiPhoneの中だけで動きます。初回だけ、iOS側の音声認識モデルとApple Intelligenceの準備に通信が必要ですが、準備が済んだあとは機内モードのままでも最初から最後まで使えます。

既定はオンデバイス処理音声も本文も、既定では要約のために外部サーバーへ送信されません。設定で高精度モードをオンにしたときだけ、文字起こしと生成用の指示文をAppleのPrivate Cloud Computeで処理します(録音音声は送りません)。学習にも使われません。
AES-GCM暗号化保存端末内で暗号化して保存し、鍵はiOSのKeychainが保護します。記録はご自身で削除するまで端末に残ります。
Face ID / Touch IDiPhoneのロックが解けていても、メモを開くときにもう一度、本人確認を挟めます。

譲らない線引き

薬歴を、
AIに丸投げはしない。

  • SoapVoxは、あなたの代わりに薬学的な判断をしません。
  • 出てくるのは完成品ではなく、あなたが読んで直すための下書きです。
  • 自分の声で残した記憶を、夕方に白紙へ戻したくない人のための道具です。

薬剤師の判断を守るために、最後に確認する責任まで手放さない。それがSoapVoxの線引きです。

料金と動作要件

まず無料で、
何件でも試せます。

無料

まず、今日の一件を残したい人に

  • 音声録音からSOAP生成まで、回数無制限
  • ベッドサイド録音・あとから変換
  • 転記支援(クリップボードへコピー)

アカウント登録はありません。使う分だけ、無料のまま使えます。

Pro

病棟を任されている人に、記憶を積み重ねて使ってほしい

  • 患者ごとのフォルダ管理
  • SOAPテンプレートをカスタム無制限に(無料は基本3種)
  • 活動タグを自由に追加(無料はプリセットのみ)
  • QRコード表示でバーコードリーダー経由の転記(開発中・動作は環境依存)

買い切り 3,980円
月額はありません。

一度購入すれば、以後の追加課金はありません。サブスクリプションでも、利用回数による課金でもありません。

動作要件

iPhoneはiOS 26.3以降・Apple Intelligence対応機種(15 Pro以降)、iPadはiPadOS 26.3以降・MシリーズまたはA17 Pro以降が必要です。端末内でAIを動かすため、対応端末が限られます。対応していない端末にはApp Storeからインストールできないので、買ってから使えないということはありません。

iPadでも、いま使えます。ただし現行版はiPhone向けのレイアウトをそのまま表示します。大画面に合わせたiPad専用のレイアウトは開発中です。

よくある質問

気になることに、先にお答えします。

SoapVoxとは何ですか。

薬剤師が服薬指導のあとにご自身の声で残した振り返りを、端末内のAIが文字起こしし、SOAP形式の下書きに整理するiPhone・iPadアプリです。

SoapVoxという名前の意味と読み方を教えてください。

「ソープヴォクス」と読みます。「ソープボックス」でも構いません。薬歴の記載形式である「SOAP」と、ラテン語で声を意味する「Vox」を組み合わせた造語です。声で話したことがSOAPの下書きになる、というこのアプリのやることを、そのまま名前にしています。

電子薬歴と連携しますか。置き換わりますか。

どちらもしません。SoapVoxが担うのは「話した内容をSOAPの下書きに起こす」ところまでです。確定と記録は、いまお使いのシステムで行ってください。

電子カルテへの転記はどうすればいいですか。

今は、SOAPの下書きをコピーして、いつもの電子カルテに貼り付けていただく形です。バーコードリーダーでの転記を軽くするQRコード表示は、Pro機能として開発中です。文字コードやHIDキーボードモードの設定はリーダーの機種・施設ごとに異なるため、動作は環境に依存します。導入前に、お使いのリーダーでの事前テストをおすすめします。

患者さんとの会話を録音するアプリですか。

いいえ。録音するのは薬剤師ご自身が話した内容です。患者さんの音声を含む録音は、このアプリの想定した使い方ではありません。録音は、他の患者さん・第三者に聞かれない場所で行ってください。

患者さんの情報は外部に送信されますか。

既定では、音声、文字起こし、SOAP本文、録音メタデータのいずれも外部サーバーへ送信しません。設定で高精度モードをオンにした場合に限り、文字起こしと生成用の指示文をAppleのPrivate Cloud Computeで処理します。録音音声は端末から出ません。開発者のサーバーやChatGPTなどの外部AIサービスには送信しません。

インターネットに繋がらない場所でも使えますか。

使えます。録音・文字起こし・SOAP整理は、既定ではすべて端末内で完結します。音声認識の準備が済んでいれば、機内モードのままでも最初から最後まで動きます。準備がまだの端末では、その準備にだけ通信が必要です。

無料では何件まで使えますか。

録音・文字起こし・SOAP生成は回数無制限で、すべて無料です。アカウント登録もありません。

Proはサブスクリプションですか。

いいえ、買い切りです。一度購入すれば以後の追加課金はありません。利用回数による課金もありません。

iPadで使えますか。

使えます。ただし現行版はiPhone向けのレイアウトをそのまま表示します。大画面に合わせたiPad専用のレイアウトは開発中です。

どのiPhone・iPadで使えますか。

iPhoneはiOS 26.3以降・Apple Intelligence対応機種(15 Pro以降)、iPadはiPadOS 26.3以降・MシリーズまたはA17 Pro以降です。対応していない端末には、App Storeからインストールできません。

薬歴の書き方そのものを教えてくれますか。

直接お教えするものではありません。ただし、ご自身の書き方のルールをテンプレートとして保存でき(Proでは無制限)、以降の下書きはそのルールに沿った形で出てきます。書き方が決まっている職場ほど、下書きの手直しが減ります。

AIが薬学的な判断をするのですか。

しません。SoapVoxがするのは、話した内容をS・O・A・Pに振り分けて文章に整えることだけです。生成AIは誤った要約を作ることがあります。薬歴やカルテに移す前に、必ず薬剤師ご自身が内容をご確認ください。

医療機器ですか。

いいえ。薬歴記載業務を支援する記録ツールであり、医療上の判断を代替するものではありません。

薬剤師が、
記録時間を最適化できる社会へ。

薬剤師が患者さんの前で考えたことを、すぐに音声メモとして残す。患者さんの情報を外へ出さず、薬剤師のために要約を作る。 記録作業に多くの時間を使うのはもう終わりにして。それが当たり前にできる現場をつくる。SoapVoxは、そのために作られました。