「転職エージェントに登録したら、毎日のように電話がかかってくる」「勤務中なのにしつこく連絡が来て、仕事に集中できない」
正直なところ、転職を考えて登録したものの、予想以上の連絡頻度に困惑している薬剤師は少なくありません。「電話に出るのが億劫になる」という気持ち、よく分かります。
実は、転職エージェントからの連絡が多くなるのには、業界特有の理由があります。
この記事では、しつこいと感じる連絡が来る5つの理由と、連絡頻度を自分でコントロールするための5つの対処法を解説します。
コピペで使える断り方テンプレートも付いているので、今日からすぐに実践できます。
さらに記事の後半では、自分のペースで転職活動を進められるエージェント3選を紹介。無理な勧誘なしで、LINEやメールで気軽に相談できるサービスを厳選しました。
💡 先に結論 エージェントからの連絡がしつこくなる最大の原因は「登録後の電話本人確認を放置すること」です。多くのエージェントは本人確認が完了するまで何度も連絡を試みます。登録したら早めに電話確認を済ませるのが、ストレスを減らす最も効果的な方法です。
薬剤師転職エージェントがしつこい5つの理由

転職エージェントからの連絡が多いと、ついイラッとしてしまうもの。私も転職活動中、1日に複数回の着信があった経験があります。とくに勤務時間帯での不在着信には「出られないよ!」と思ったことも1度や2度ではありません。
しかし、連絡を頻繁に取る背景には理由があります。理由を知っておくと、適切に対処しやすくなります。
理由1:会社の営業ノルマがある
転職エージェントの多くは、成果報酬型のビジネスモデルを採用しています。
成果報酬型とは、求職者が転職先に入社して初めて、エージェント会社は紹介料を受け取れます。つまり、登録者を転職させないと売上が立たない仕組みです。
そのため、担当者には月ごとの成約目標(ノルマ)が設定されていることがあり、積極的に連絡を取る傾向になります。
理由2:求職者からの返信を待っている
エージェントからすると、返信がない=興味がないのか、忙しいだけなのか判断できない状態です。
転職活動中の薬剤師は現職で働いていることがほとんどなので、日中は電話に出られません。メールも見逃しがち。
そのため、エージェントは「連絡がつかない」と判断し、何度も連絡を重ねることになります。
※体験談は2020年-2025年12月にクラウドワークスで実施した独自アンケート調査より引用
理由3:薬剤師の転職市場価値が高い
薬剤師は慢性的な人材不足の状態にあります。
2023年時点の厚生労働省「薬剤師需給推計」によると、薬剤師の需給バランスは依然として「供給<需要」の状態が続いています。
つまり、あなたには市場価値があるということ。
エージェントにとって薬剤師は「成約しやすい優良顧客」なので、手厚くフォローしようとします。連絡が多いのは、あなたが引く手あまたである証拠でもあります。
少なくとも、今のところは、ですが。
理由4:急募の求人案件がある
調剤薬局や病院の現場では、急な退職による欠員募集が頻繁に発生します。
「今月中に入職できる人を探している」という求人は、条件が良いことが多い反面、スピード勝負になります。
エージェントは「この求人、〇〇さんにピッタリだ!」と思うと、すぐに連絡を入れたくなります。
急募案件ほど好条件のことが多いので、すべてをスルーするのはもったいない面もあります。
理由5:担当者とあなたの温度差がある
エージェントにとって「転職させること」が仕事ですが、求職者にとっては人生の大きな決断です。
「今すぐ転職したい」と「良い求人があれば考えたい」では温度感がまったく違います。
しかし、登録時にこの温度感を正確に伝えられていないと、エージェントは「積極的に求人を紹介すべき人」と判断してしまいます。
※体験談は2020年-2025年12月にクラウドワークスで実施した独自アンケート調査より引用
しつこい連絡を止める5つの対処法【テンプレ付き】

連絡が多すぎて困っている場合は、自分から行動することで解決できます。
以下の5つの方法を、状況に応じて使い分けてください。
対処法1:希望する連絡頻度・手段を明確に伝える
最も効果的なのは、希望を正確に伝えることです。
漠然と「連絡控えてほしい」と言うよりも、具体的な条件を伝えましょう。
📝 連絡希望テンプレート(メール用)
〇〇様
お世話になっております。△△です。
現在の転職活動の状況についてご連絡いたします。
【希望する連絡方法】
・メールでのご連絡を希望します
・電話が必要な場合は、事前にメールでご連絡ください
【連絡可能な時間帯】
・平日18時以降
・土曜日10時〜17時
【転職希望時期】
・良い求人があれば検討したい(急いでいません)
お忙しいところ恐れ入りますが、
上記の条件でご対応いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
💡 AI活用TIPS ChatGPTに「自分の転職希望条件をまとめたい」と相談すると、希望条件リストを整理できます。事前に希望を明確にしてからエージェントに伝えると、やり取りが最小限で済みます。
対処法2:担当者の変更を依頼する
担当者との相性が合わない場合は、担当変更を依頼できます。
ほとんどの転職エージェントには複数のコンサルタントが在籍しています。連絡の仕方やペースは担当者によって異なるため、変更するだけで状況が改善することも。
📝 担当変更依頼テンプレート(メール用)
〇〇様
お世話になっております。△△です。
大変恐縮ですが、担当者の変更をお願いできないでしょうか。
〇〇様には丁寧にご対応いただいておりますが、
私の希望する転職ペース(ゆっくり検討したい)と
ご連絡頻度にギャップがあり、
少し負担に感じております。
もし可能であれば、連絡頻度が控えめな担当者への
変更をご検討いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
※体験談は2020年-2025年12月にクラウドワークスで実施した独自アンケート調査より引用
担当者によって対応品質は異なります。遠慮せずに変更を依頼しましょう。
対処法3:メールをフィルタリングで整理する
毎日届く求人メールに疲れている場合は、メールフィルタを活用しましょう。
GmailやOutlookには、自動振り分け機能があります。
Gmailの設定例
- 転職エージェントからのメールを開く
- 右上の「︙」→「メールの自動振り分け設定」
- 「ラベルを付ける」で専用フォルダに振り分け
- 「受信トレイをスキップ」にチェック
これで受信トレイが埋まることなく、週末にまとめて確認といった使い方ができます。
対処法4:複数エージェントを併用して比較する
1社だけに登録していると、その担当者の連絡スタイルが業界標準かどうか分かりません。
複数のエージェントに登録することで、連絡頻度や対応の丁寧さを比較できます。
※体験談は2020年-2025年12月にクラウドワークスで実施した独自アンケート調査より引用
確かに登録直後は連絡が増えますが、複数社を比較した上で「この1社と進める」と決めることで、不要な連絡を断りやすくなります。
具体的には、登録時に「他社も並行して検討中です」と伝えておくと、少し距離を置いた対応になることが多いです。
対処法5:丁寧に断る
転職活動を中断・延期する場合は、明確に断ることが大切です。
曖昧な返事をすると、エージェントは「まだ可能性がある」と判断し、連絡を続けます。
📝 お断りメールテンプレート(転職活動を中断する場合)
〇〇様
お世話になっております。△△です。
これまでのご支援、誠にありがとうございました。
諸事情により、転職活動を一時中断することにいたしました。
つきましては、求人のご紹介を止めていただければ幸いです。
また転職を検討する際には、
改めてご相談させていただければと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
📝 お断りメールテンプレート(他社で決まった場合)
〇〇様
お世話になっております。△△です。
ご報告ですが、この度、別のルートでご縁があり、
転職先が決まりました。
〇〇様には丁寧にサポートいただき、
感謝しております。
また機会がございましたら、
よろしくお願いいたします。
📝 お断りメールテンプレート(このエージェントを使わないと決めた場合)
〇〇様
お世話になっております。△△です。
検討した結果、今回は別のエージェント様を通じて
転職活動を進めることにいたしました。
〇〇様のサポートには大変感謝しております。
今後、機会がございましたら、
またご相談させていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
連絡頻度をコントロールしやすい薬剤師転職エージェント3選

「しつこい連絡にうんざりしたけど、転職活動は続けたい」
そんな方には、自分のペースで進められるエージェントがおすすめです。
以下の3社は、LINEやメールでのやり取りが可能で、無理な勧誘が少ないと評判のサービスです。
レバウェル薬剤師|LINEで自分のペースでやり取り
レバウェル薬剤師は、LINEやメールで気軽にやり取りできるのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
| 対応エリア | 全国10拠点(東京・大阪・福岡など) |
| 連絡手段 | LINE・メール・電話 |
| 特徴 | 無理な勧誘なし、非公開求人多数 |
- LINEで隙間時間に相談できるので、忙しい薬剤師にぴったり
- 登録後7日以内に電話で本人確認が必要(数分で完了)
- 医療業界の転職支援14年以上の実績
薬キャリエージェント|登録だけでOK、電話不要
薬キャリエージェントは、電話面談なしで利用できる手軽さが魅力です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | エムスリーキャリア株式会社 |
| 対応エリア | 全国 |
| 連絡手段 | メール中心 |
| 特徴 | 登録のみでOK、情報収集から始められる |
- 電話が苦手な方でも安心して使える(初回除く)
- まずは求人情報を見るだけでもOK
- 大手エムスリーグループの信頼性
ファーマキャリア|担当人数限定で丁寧なサポート
ファーマキャリアは、担当するコンサルタントが抱える人数を限定し、一人ひとりに丁寧に向き合うスタイルが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | エニーキャリア株式会社 |
| 対応エリア | 全国 |
| 連絡手段 | 電話・メール |
| 特徴 | オーダーメイド求人、担当人数限定 |
- 既存の求人にはない条件をコンサルタントが交渉して作ってくれる(オーダーメイド求人)
- 担当人数を限定しているため、一方的な勧誘が少ない
- 登録後すぐに連絡が来るが、希望を伝えればスピード調整可能
3社比較表
| エージェント名 | 連絡手段 | 電話面談 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| レバウェル薬剤師 | LINE・メール・電話 | あり(7日以内) | 無理な勧誘なし |
| 薬キャリエージェント | メール中心 | なし | 登録だけでOK |
| ファーマキャリア | 電話・メール | あり(14日以内) | オーダーメイド求人 |
おすすめの使い方
- LINE派の方 → レバウェル薬剤師
- 電話が苦手な方 → 薬キャリエージェント
- じっくり相談したい方 → ファーマキャリア
転職エージェントを使わないという選択肢

「どうしてもエージェントが合わない」という場合は、直接応募という方法もあります。
直接応募のメリット・デメリット
| 項目 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 連絡ストレス | エージェントからの連絡なし | 求人探し・日程調整をすべて自分で行う |
| 条件交渉 | 自分で直接交渉できる | 交渉スキルが必要 |
| 情報量 | 企業の生の情報が分かる | 非公開求人にアクセスできない |
| 入社後 | 仲介料がないため採用されやすいことも | 入社後のトラブル対応も自分で行う |
どんな人に直接応募が向いているか
- 希望する職場がすでに決まっている
- 交渉が得意、または希望条件がシンプル
- エージェントからの連絡がどうしてもストレス
エージェント併用がベストな理由
とはいえ、直接応募だけでは非公開求人にアクセスできないという大きなデメリットがあります。
また、企業調査の時間や深度が段違いなため、ご自身では到底調査が不能な情報も収集してくることが可能です。
好条件の求人ほど非公開になっている傾向があるため、エージェントを併用しつつ、連絡頻度だけコントロールするのが現実的な対策です。
まとめ|しつこいエージェントとの上手な付き合い方

転職エージェントからの連絡が多く感じるのには、ビジネスモデル上の理由があります。
ですが、そのビジネスモデルゆえ、無料で有益な求人情報をあなたに提供できるようになっています。
この記事のポイント
- 連絡が多い理由:営業ノルマ、返信待ち、薬剤師の市場価値の高さなど
- 対処法:希望を具体的に伝える、担当変更、メールフィルタ活用、丁寧に断る
- おすすめエージェント:LINEで連絡できるレバウェル薬剤師、電話不要の薬キャリエージェント、オーダーメイド求人のファーマキャリア
転職は人生の大きな決断です。
焦らず、自分のペースで進められる環境を整えましょう。
※体験談は2020年-2025年12月にクラウドワークスで実施した独自アンケート調査より引用
事前に連絡方法を伝えておくことで、このようなストレスは軽減できます。
あなたの転職活動がストレスフリーで進みますように。
まずは以下のエージェントに登録して、自分のペースで情報収集を始めてみてください。